今回は、これまでにLinuxの資格学習やVPSでWordPressブログを運用してきましたが、学習したLinuxの知識と実際に使ったLinuxの知識を比較して、よく使う知識やコマンドを紹介したいと思います。
sudoコマンド
sudoコマンドはrootユーザー権限が必要なコマンドを一般ユーザーのパスワードを入力することで、管理者権限でコマンドを実行できます。
suコマンドでrootユーザーのパスワードを入力しても同じコマンドを実行できますが、常にroot権限で作業することは望ましくなく、rootユーザーのパスワードを一般ユーザーに教えなければならないため、そういった場合にsudoコマンドを利用できます。
この”sudo”コマンドですが、VPSでWordPressを公開した記事を確認していただくとわかりますように、かなりの頻度で使用しました。
特に、VPSを契約した後は用途に応じて様々なパッケージをインストールしますが、その際にも”sudo”コマンドは必要でしたので、WordPress公開までの初期設定段階でよく使用しました。
ステータス確認コマンド
次に紹介するのはコマンドの引数でサービス等を指定し状態を確認するコマンドの中でよく使用したものになります。
systemctl status サービス名
まず紹介するのが”systemctl status サービス名”というコマンドになります。
サービス名には”nginx”や”mariadb”などが入ります。
systemdでサービスが管理されているシステムでは”systemctl”のサブコマンドを指定して様々な管理が行えますが、その中でも”status”はよく使用しました。
例えばブラウザがエラーで表示されない場合は”systemctl status nginx”などを実行してみて、正常に動いているかどうかをはじめに確認しておりました。
sudo ufw status
こちらのコマンドを実行すると以下のようにどのポートが開放されているのか確認できます。
To Action From
-- ------ ----
OpenSSH ALLOW Anywhere
80/tcp ALLOW Anywhere
443/tcp ALLOW Anywhere
OpenSSH (v6) ALLOW Anywhere (v6)
80/tcp (v6) ALLOW Anywhere (v6)
443/tcp (v6) ALLOW Anywhere (v6)
以前の記事”Nginxインストール後にERR_CONNECTION_TIMED_OUTが出る時の対処方法“でも紹介させていただきましたが、このコマンドでOS(Ubuntu)側のファイアウォール管理ができますので、通信がうまくいかずタイムアウトする場合はよく実行して確認しました。
また、”systemctl ufw status”という一連のコマンド自体は以前紹介したLPIC-1の試験範囲外でしたので、VPSでWordPressブログを公開する中で初めて知ることができました。
nanoエディタの操作
最後に紹介するのはコマンドではなく、”nanoエディタ”というUbuntuに標準で搭載されているテキストエディタに関する操作です。
LPICでは多くのディストリビューションで利用されているテキストエディタ”Vim”の出題が多かったため、”nanoエディタ”の使い方がよくわかりませんでした。
しかし、WordPress公開記事でも何度かnanoエディタで設定ファイルを編集する機会がありました。
基本的には扱いやすく、書き換え自体は通常のテキストファイルのように行えましたが、編集内容の保存から終了までのやり方がよくわかりませんでした。
保存&終了は以下の方法で行います。
Ctrl + O
Enter
Ctrl + X
編集画面の下部を見ると、以下のように操作方法は記載がありますが少しわかりにくく、保存後に”Enter”を押すということについては記載がないようです。

設定ファイルの書き換えが正しく保存できていないと、いつまでたっても反映されませんので紹介させていただきました。
まとめ
今回は大きく3つの項目を紹介しましたが、他にも便利なコマンドがたくさんありますので、次回以降の記事でご紹介いたします。
Linuxの使用用途によって重要なコマンドは異なるかと思いますが、今回は比較的どの用途で利用する場合にもある程度重要な概念を解説したつもりです。
実際に記事を書きながら振り返ってみると、試験で重要な項目と使用頻度が高い項目は異なると感じました。
参考にしていただけると幸いです。
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